焚き火大好き小僧

大山に到着するもすでに駐車場は満車





少し戻ったところで駐車スペースを確保できた。





予定より6時間遅れの8時、ルート変更となる。






目指すは山小屋のある弥山






頂上ではどんな風景が待ち受けているのか？





天気も上々で絶好の登山日和





かなりの絶景が期待できそうだ！












まずは夏山登山道を目指す












行くぞ！！！！











登山道までは道路を歩くこともできるが、あえて自然道を




















まるで時が止まってような感覚に










しばらくして登山道に出た













ここから約1000mの急登だ






整備されて歩きやすいのだが






階段は嫌いな男たち






もはやゴツゴツした道のほうが大好きだ






そんないちゃもんを口ずさみながら階段は永遠と続く





しかし登山道は気持ちいい












ブナ林をテクテクと歩く





標高1000m










登山道入口は約800m






まだ200m登っただけだが









エネチャージ





朝がたは気温が落ち込んだが陽が昇れば朝の格好では汗だくになる




タンクトップに半ズボンという到底登山者とは思えない格好の小僧





この先もこんな格好の登山者はこの小僧のみだった





独自のスタイルを貫いている





樹々の間から街並みを










垣間見える風景がいちいち美しい





素晴らしい天気とすっかり整備された登山道に慣れた頃





すでにこのblogを見てほとんどの方が気づいているだろう





小僧、少し前までは山猿






しかし、






おかわりのおかわり




替え玉の替え玉




特盛汁だくネギ少なめ




を繰り返し




山猿から山カピバラへとメタボるフォーゼ




完全にオーバーウェイト小僧











ちょっと歩いては給水






からの











休憩となる





そして人が多いだ





階段がつまらんだと毒を吐く






でもな、小僧…






親父は知ってるぜ






そうやって空を見上げてたんだろ






そりゃそうだよな





こんなきれいな空ならずっと見てたいよな












でもこれから目指すピークはこんなもんじゃないんだぜ！






そんな以心伝心をしながら行列を歩いている。





前にも後ろにも人がいるといつもの男旅のようなアホでバカなことができないイライラ






ナマゴロシ





いつもなら小僧と合唱しながら会話の途切れることのない山登りだが、いつもと違う人の多さにそれもできず、
そんなむずがゆい山登り我慢のリミッターがふっきれそうだった。









そんなむずがゆい気持ちも景色を見ていれば忘れてしまう。










小僧も文句は言うが状況に対応するのも必要なこと。






これもまたいずれ糧となるだろう。















さてといきますか？





ぐんぐんと標高を上げていく









猛々しい表情を見せる大山が少しずつだが近づいてきた










北壁




無骨で粗削りな山容





カッコエエ！





peakまでもう少し












まだまだ続く階段地獄が





容赦無く膝にダメージを蓄積






ボディブローのように





じわじわと






しかし前へ





前へ





一歩ずつ




























やがて訪れる天空の散歩道をめざして





ひたすら前へ





進もう！





行こう！





ほら、こんなに登ったよ！










弓ヶ浜








北壁も近くなった










最高峰『剣ヶ峰』も見えてきた












そうだ





前へ進もう




気づけばほら、天空を歩いているだろ









剣山の時は風がハンパなかったな






石鎚山の時は鎖場登ったな！




山って楽しいな！












山ってこんなに気持ちいいもんなんだな！！！










超気持ちいい！！！！！！






俺たちは確実に山が好きだ！













全ての嫌なことがこの景色をみるだけで笑顔に変わる






山の素晴らしさを味わうことができた








2016.10.15

伯耆大山踏破
(弥山1710m)







続く