石鎚山への道 剣山アタック編
早朝5時
この日の朝はテントに落ちる雨音が目覚ましだった。
さっさと撤収して相棒のミッドシップ2シーターに放り込む
朝食と剣山への国道でのトンネル内事故で通行止めの情報を集めに最寄りのコンビニへ
交通誘導の警察車両もいない。
ゆっくり朝食を頂き剣山を目指す
天気予報では朝から次第に雨が強まり昼過ぎまで雨模様。
標高2000m付近は風速23mという。
まだ小雨か…
ここまできて引き返せない。
行ってダメなら引き返そう。
剣山への道のりは険しい
右に左にワインディングロードを相棒で駆け上がる
朝早く、離合する車も少ないが急坂を駆け上がる道のりは改めて相棒を4WDにして良かったと思う。
前乗りキャンプが功を奏し、登山口まで1時間半ほどで到着
頂上での一発を何にするかで話ながらのドライブ。
登山前に練習を
雨が降ろうが俺たちにはカンケーない！
「あーーーーーーっ、炎！」
頂上まで目指しその後、次郎笈のパノラマを見たい！
西日本の名峰を登る
楽しみで仕方ない
小雨の中、登山口からstart
しばらく歩くとリフトとの交差点に
順調に登り続ける
四国の山は巨木が多い
深い森の中を入っていく
いつしか雨は止んでいた
1キロを過ぎたあたりで給水
登り始めは寒かったがここまでくると体温で暑くなる
体温調節は山では欠かせない作業だ。
頂上まではまだまだ！
先を急ぐが、焦らずペースを守って
この登山感がたまらなく楽しい
石の階段を登っていく。
ぐんぐんと標高を上げていく
見晴らしの良い場所に出た
彼方に山小屋が見えた
さらに登り続ける
この先の山の向こうに見えるは最終目的地次郎笈か？
先は長いぞ〜
風を感じながら登り続けると笹やぶを抜ける
テン泊できる場所に
焚き火の跡があった。
この厳しいテン場でテン泊する猛者もいるんだな。
この辺りから風は凄まじく雨も横殴り
小僧が飛ばされそうに
強風が吹き付けるたびに低い体勢をとる小僧。
雲行きがますます悪くなってきた。
先を急ぐ。
寒さが身体に堪えるが小僧も頑張って登っていく
しばらくして御神水への分岐点に
嫁ちゃんに土産としてもって帰るべく急勾配の石段を降りる
行く手を阻むかの如く烈風の洗礼を喰らう
大人でも何かにつかまっていないと飛ばされそうに
これ以上は危険と判断したのは小僧だった。
無謀な親父を阻止する小僧。
小僧の言葉に冷静を取り戻す。
山でのチャレンジは命懸けだ。
剣山ピークが見えてきた
この階段を登るとピークまであと少し
登りきった！
が！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
立ってられない！！！！！！！
風に翻弄されながら何とかピークに登頂！
絶景を楽しみたい！
が！
風が行く手を阻む！
次郎笈に行きたい！！！！
すぐそこに見えるのに…
あと少しなのに…
飛ばされる小僧
ピーターパン小僧
危険だと判断。
飛ばされながら避難所へ
扉を開けるとそこはトイレだった。
風の轟音を聴きながら風が弱まるのを待つ
どれくれい待っただろう。
鳴り止まない轟音。
山小屋へ移動しタイミングを計る
その間に小僧
うどん食う。
親父
あめ湯と笹団子
疲れた身体に優しい味わい
美味すぎる！！！！
小一時間粘ったが今日の天気予報は好天の気配なし
さよなら…
また今度逢いに行きます。
リベンジを誓い下山
下りルートはトレラン学生集団と
刀掛けで記念撮影をしてもらう。
その後トレラン学生は行ってしまわれた…
マイペースでトレラン
小僧の体力、無尽蔵w
無事下山
寒いから暑いに戻る。
明日は石鎚山登頂予定。
次郎笈へ行けなかった為、時間に余裕ができた。
観光をしながら今夜のキャンプ場へ向かう。
剣山(百名山)
1955m
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