焚き火大好き小僧

広島県東部 ここは東部で最高峰級のキャンプ場「星居山森林公園キャンプ場」


in 12:00
out 11:00
倉敷で新幕を受けっとってからとんぼ返りで到着は正午。

実に清々しい。

山々を目前に構え青い空がどこまでも澄み切って見える。

絶好の天体観測が期待できそうだ。



設営を済ませて少し遅くなったが昼御飯にする。



小僧は待ちきれずノベルティの雪峰祭ラムネをあのピロピロ飲みで流し込んでいた。

焚き火台の準備を小僧に任せ、こちらは昼食の準備にとりかかる。



自宅で事前に生地を作ってきたのであとは好きな物をのせて焼くだけ。

DOで5分から10分。香ばしい匂いが食欲をかきたてる。



石垣島で仕入れたTabascoをかけていただく。

美味い‼︎ビールとのマッチングは最高だ！

満腹になるまで楽しんだら山々を見ながらハンモックでのんびりとする。

このひとときがなんとも気持ち良い。









しばらくして小僧が退屈を言い出した。


早速この日の最重要課題にとりかかる。

まずは薪を集める。



手頃なサイズから大きいのまでそこらに落ちている。

キャンプ場に着くまでの林道にも数多くあるので拾いながらやってきた。

集めた薪から形の揃うものを3本用意して麻ひもで頂点付近を縛る。

その3本をそれぞれ広げていくと簡単に自立する。

焚き火台の下にセットした。


夕食の時間まではまだ時間がある。

散策に出かける。

ところどころは紅葉も始まっているが見頃まではまだ先の話になりそうだ。


遊具のある辺りは落ち葉の絨毯が敷き詰められて、子供達が仲良くはしゃいでいた。

山肌に並んで建てられたバンガローもある。


なかなかの勾配！


この後常設された巨大迷路やアスレチックで遊んだ。

子供の頃に近所の山に秘密基地を作って遊んだ記憶が蘇ってきた。

気づけば小僧と一緒に童心に帰って遊んでいる自分がいた。





少し汗をかいたので先に風呂に行くことにする。

この日も湯っくらへ。

サイトから20分くらい。




ゆっくり浸かってサイトに戻る。

サイトの中央に大きな照明が一基常設されていて手動でon offできる。

この照明のおかげで場内はランタンを持たなくても見渡せる明るさを保っている。







さて、夕飯の準備だ。

まずは、道の駅で買った玉こんにゃくをスライスして柚味噌をつけて


寒い時には辛いもの。

挽肉を炒めて白菜、水菜、キノコ、鶏肉を煮込んでいく。
坦々鍋



昼に作ったトライポッドに味付けした鶏足を麻ひもで吊るして
鶏の吊るし焼き




どれも美味かった！

東部の山間でキャンプをするなら、三和道の駅を利用してほしい。

そこには地の食材がおいてある。

とりわけこんにゃくは絶品で柚味噌も一緒に販売している。

特産はやはり美味い！


鶏の吊るし焼きは鶏肉から脂が滴り落ちる。

急激に炎上して麻ひもが焼けて鶏肉が落ちるという面白ハプニングも演出できた！

子供ウケ間違いなし！

味は


皮パリチキン！


中はジューシーに仕上がる。

ただ火加減と距離感が絶妙でやりだすと目が離せない。

麻ひもが原因なのだが、



演出のためならその慌ただしさを如何に見せるかが腕の見せ所



バッチリ小僧の笑顔を見れた！


親父の作戦


大成功！

食事がある程度終わったところでキャンパー同士で決めた時間に照明を落とす。


もちろんテントのランタンも消す。


場内は安全上最低限の灯りだけに。



天体観測タイム


残念ながらiPhoneでは上手に撮ることは叶わず。

市内で見るよりたくさんの星を見てしばらくの間、月光の明かりのみ。


その後は場内の照明は消えたまま、サイトの灯りが各所で照らしだす。





デザートにしよう！




安納芋の焼き芋


小僧は少し口をつけて寝てしまった。



オトナタイム突入だ！


jim beamが今日も美味い。


だいぶ冷え込んできたが酒の力と防寒着でさほど寒さは感じない。


静まった場内でハンモックに揺られ虫の合奏を聴きながら最高のクオリティータイムを過ごす。









翌朝。

朝の目覚めはいつも鳥が教えてくれる。

静寂と朝の清廉な空気を身体に取り込むとそそくさと珈琲を淹れる。

特別な事は何もしていないが、外で飲むというだけでいつもと全く違う旨さがそこにはある。






朝食は焼きいなり

















今日は県東部最高峰を目指す！










標高835mさほど高いわけではない。




一歩ずつ前進。






10分程で見晴らしのいいとこを見つけた。








ここから先が頂上へ行く道。










一歩ずつ一歩ずつ









到着！


この塔を登ればどんな世界が待っているのか？

登ったものにしか見ることのできない特別な場所に。

































絶景がそこに！！





















































パノラマでも


稜線の向こうに大山が見える


















反対を向けば


遥か先に瀬戸大橋













壮大な風景を見て親父と小僧はありったけの大声をこの場でぶちかます！














「ひーはーーーー！！」





最高峰で最高のリフレッシュができた！